GEEK JOBでは、全くの未経験からOK、学歴職歴いっさい不問の無料IT研修として
- プログラマコース
- インフラエンジニアコース
の2つがあります。ですが、もしかしたらIT未経験の方が2つの公式サイトを見比べたとき
「何がどう違うんだろう?」
「インフラエンジニア?なんだそりゃ?」
「どっちを目指すのがいいんだろう?」
といった疑問が浮かぶ方がいるのではないかと感じました。これら疑問を解消していきます。
本記事を読んでいただくことで、以下「3つの分かる」が得られます!
- プログラマコースとインフラコースの違い・共通点が分かる
- “インフラエンジニア”とはどんな職業か分かる
- プログラマとインフラエンジニア、将来的にどちらを目指すべきかが分かる
結論だけ先に書いておくと「プログラマコースを受講した方がいいです!」という方向になります。
これからITエンジニアを目指そうとするあなたの判断の参考になればm(_ _)m
Contents
プログラマになる、インフラエンジニアになることの違いとは
まずそもそもの話ですが、プログラマコースとインフラエンジニアコースの公式サイトは、パッと見の内容がとてもよく似ています。
まだ見たことない人はぜひ一度見てみてください(違いが分かるのであればこの記事はあまり役に立たないかもです…)。
まず、これらコースの超基本的な違いは以下の通りです。
- Java, PHP, Ruby というプログラミング言語を学習する
- 一部、インフラエンジニアコースで学習する内容も含まれる
- プログラマとして就職することを目指す
- ネットワーク, サーバ, データベース というITインフラ技術を学習する
- プログラミングの学習はしない
- インフラエンジニアとして就職することを目指す
注目すべきは、上記の赤字部分ですね。
- プログラマコースでは、インフラコースで学習することが含まれる
- インフラコースでは、プログラミング学習は含まない
この2点が、後で「プログラマを目指そう」と書く理由のひとつになります。
IT研修の内容以外は全て同じ
違いは上で書いた通り、研修内容のみです。
以下のような、研修以外の部分に関しては全く違いはないので安心してください。
- 受講時間・受講スケジュール
- 職務経歴書の添削サポート
- 就職活動、面接対策サポート
あなたがプログラマを目指したいか、インフラエンジニアを目指したいか、それだけで決めればOKです。
そもそもインフラエンジニアって何をする?
「インフラエンジニア」という職業名を普段の生活で聞いたことがある人は少ないはず。
まずインフラエンジニアは仕事でプログラミングをゴリゴリと書くことはない、と思ってください。ここは勘違いをする人が割りと多いので。
「エンジニア」という言葉だけにつられて就職したら「インフラエンジニア」だった、プログラミングができると思ってたのにできなかった、という人を複数見たことがあります。気をつけましょう。
インフラエンジニアは、
- ネットワーク
- サーバ
- データベース(DB/デービーと省略する事が多い)
これら3つの領域を専門とします。インフラエンジニアが”インフラ”エンジニアと呼ばれる理由です。
インフラとは「日常生活に無くてはならないもの」という意味がありますよね。
“ITインフラ”の具体例をLINEで考える
たとえば、あなたがスマホからLINEでメッセージを送信するボタンを押したとします。
すると、そのメッセージはスマホから「ネットワーク」を通じてインターネット上のどこかに存在するLINEのソフトウェアが動いている「サーバ」に届きます。
「サーバ」内で「データベース/DB」という情報記憶装置にメッセージが保存され、送信相手を探し出します。
そこから相手のパソコンへまた「ネットワーク」を通じて届きます。
このようにLINEというプログラマが開発したアプリが動くのは、その裏側の見えないところで動いているネットワーク、サーバ、DBの存在があります。
水や電気など「当たり前のように存在して、普段意識しないけど重要なもの」という意味で、ネットワーク等は「インフラ技術」と呼ばれるんですね。

エンジニアといえばプログラミングをガリガリとやるプログラマを想像しがちですが、インフラエンジニアの存在意義は、とても大きいものです。
結局どっちのコースにすべき?
インフラエンジニアのことを「重要な仕事だ!」とヨイショした後に言うのは心苦しいのですが、プログラマコースにしておくのがおススメです。
インフラエンジニアにこだわりがある人でない限りはプログラマコースを選んでおいて後悔することはない、と断言します。
理由:インフラエンジニアの領域はプログラマに食い潰されていく
近年のインフラ技術のトレンドとして、今までインフラエンジニアが手作業でせっせとやっていたネットワーク/サーバ構築をプログラミングであっという間に自動化するといった荒技が可能になってきています。
つまり、「今まで通りの」インフラエンジニアは価値が下がり続けます。
じゃあどうすればインフラエンジニアが生き残れるかというと、結局はプログラミングを習得する必要が出てくるんですね。
プログラマがインフラ技術を習得するのは感覚的に簡単です。ソフトテニスを覚えた後、硬式テニスをやってみる感じ。
ところが、インフラエンジニアが後からプログラミングを習得するのはソフトテニスの後にバスケットボールを習うくらい難しいです。球技という共通点があるだけでほとんど使う脳みそのパーツは別、という感覚。
このプログラマによる「インフラ領域への浸食」は、実はGEEK JOBのカリキュラムからも読み取ることができます。
プログラマコースとインフラエンジニアコースの公式サイトにあるカリキュラムをよーく見比べてみてください。


プログラマコースの学習内容がインフラコースと重複しているのが分かると思います。つまり、プログラマになる過程でインフラ側のテクノロジーも”自然と”身につくのです。
一方、インフラエンジニアコースでは、プログラミングに関する分野は一切学習しません。
今まではこれでよかったんです。
しかしこれからは、ある時突然「インフラエンジニアはプログラミングもやらないと仕事無くなるよ」と言われ困惑する、という時代になってきたのですね。
ちなみに僕が最初に就職した会社はインフラ系に特化した会社だったのですが、最近のトレンドに屈するようにプログラミング研修が中堅エンジニア社員全員に必須となりました。
必要なスキルが最も大きく変わるのは、インフラエンジニアだ。SCSKの川村 純氏(ITマネジメント事業部門 netXデータセンター事業本部 クラウドサービス部長)は、「インフラエンジニアはプログラマに近くなっていく」と話す。(中略)「APIで提供するサービスが増える中、インフラの設定はプログラミングの要素が強くなっている」
日経BP記事「今のインフラエンジニアはプログラマだ」より引用
人気なのは、やはりプログラマコース
GEEK JOBのメンターさんにプログラマコースとインフラコースで受講生の割合を聞いてみると、「プログラマコースが8割」とのことでした。
「そりゃまぁ当然かな」というのが僕の感覚ですね。
プログラミングは、作ったものが実際に目に見えて動くというのがとても強い魅力です。
逆に、ここまで何度か書いてきましたが、ネットワークやサーバといったITインフラは全く目に見えない、という特徴があります。
あなたがメールを送る時、Twitterでつぶやくとき「あ、今自分が打ち込んだメッセージがネットワークに流れてサーバに到達してる!」なんて意識したことあるでしょうか?
絶対にないはず。というか見えないので意識しようがありませんよね。
プログラミングは動いて見える。インフラは全く見えない。
これは、学習モチベーションに直結します!
動くのが分かるから、面白いんです。
自分のデザインしたキャラクターが画面上で動いている様子を想像してみてください。自分のリリースしたWebサービスが世の人達に利用されているところを想像してみてください。
それだけでワクワクしてきませんか?
しかも、会社に頼りきりになるのではなく「自分自身の”スキル”として蓄積され稼げるようになる」のもまたプログラマの大きな魅力です。
GEEK JOB コースの違いまとめ
- インフラエンジニアの仕事はプログラミングにより自動化・効率化されていく
- インフラエンジニアもいずれプログラミングスキルが必須になる
- プログラマはインフラ技術も仕事領域に含む
- プログラミングは目に見えるから面白い
なら最初からプログラマとしてこれからのIT業界のメインフィールドで戦おうよ!という話でした。
僕自身、最初はインフラエンジニアとしてIT業界へ入り込んだので「前からもっと早く気づいていればよかったなぁ」とちょっと後悔しています。
GEEK JOBは受講から就職まで、無料です。環境は、全て整っています。
「あと一歩」のところで悩んでいる方は、結局は何日か後になって登録することになります。それなら今、初めてしまいませんか?
1日8時間勉強するとして、1週間先送りにすると8時間×7日=56時間をロス。1ヶ月も先送りにすれば、考えるのも怖いくらいの時間が過ぎ去ります…。
はっきり言って、損害です。
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