GEEK JOB(ギークジョブ)は、GEEK JOBキャンプという「プログラマ養成研修」を無料で開講しています。
IT未経験の方でも、就職に必要なプログラミングスキルを挫折なく身につけオンサインショッピングサイト開発まで経験することができ、さらに内定までの就活サポートをしてくれます。
とはいえ、受講を決める前にある程度「どんなことをどんな風に進めていくのか」を知っておきたいですよね。
本記事では、実際にGEEK JOBのカリキュラムを受講した僕自身の体験を含め、
- どんなことを学習するのか
- GEEK JOBならではの特徴は?
など、学習内容に焦点を当てて具体的に書いてみます。
GEEK JOBに興味はあるんだけど…という方の一歩を後押しできれば嬉しいです。
Contents
GEEK JOBキャンプの研修風景

研修所はこんな感じの様子。こちらのメリットデメリットをまとめた記事でも書いていますが、午後からは結構混んできます。
2019年12月時点で受講生は200名程いるとのことでした。
GEEK JOBキャンプのカリキュラム内容
GEEK JOBの学習教材は、全てWebからマイページへアクセスして閲覧します。紙でテキストが配られたりとかはありません。↓こんな感じです。

学習可能言語は、Java, PHP, Ruby
この3つの言語のうち、どれか1つの言語を選択し、それを集中的に学習していきます。

需要で選ぶならJava, 習得し易さで選ぶならRubyを選択するのが良いと思います。Javaは初学者には少し難易度が高め。
単元数は、Javaが20、PHPが18、Rubyが16となっていて、このことからもJavaの難易度が他と比べ高いことが分かります。
Rubyを無料のプログラミングスクールで学習できるところは他に聞いたことがありません。Rubyは初学者にとって習得しやすく最短就職を目指すGEEK JOBの方針ととても相性の良い言語です。
プログラミング学習範囲
実際のオンライン学習カリキュラムの章立ては以下のようになっていました。
※まだよく分からないことばかりだと思いますが、今の時点では「そういうのがあるのね」程度で大丈夫です。
プログラミングの基礎(全言語共通)
- PCの基礎知識
- ネットワークの基礎知識
- プログラミング基礎知識(プログラミングの仕組み)
- フローチャート、アルゴリズム)
- Gitの基礎知識
Java
- 変数・定数
- 四則演算
- 文字列
- 条件分岐(if文, while文, switch文)
- 配列
- 連想配列
- ループ処理
- サーブレット
- サーブレットとJSP
- 中間総合テスト
- メソッド
- オブジェクト指向
- クラス
- フレームワーク
- 標準クラス
- データ操作
- データベース基礎
- データベース操作
ーーー↓ココから知識総動員の学習↓ーー
- 巨大なソースコードの改修
- 総まとめ
- オリジナルサイト作成(仕様作成 開発 テスト)
Javaのコースで言うと、⑩の中間テストくらいまではサクサクと進みます。
しかし、11のメソッドあたりからは設定されている課題の数、質も上がってくるのでかなり頭を使い始めます。
19の巨大なソースコードの改修というのは「ある程度出来上がっているがどこか不具合がある簡易的な会員登録サイト」のコードを渡されるので、それを修正していく課題でした。
現実の仕事では、新規にゼロからサービスを作るよりも既存コードに改修を加えたりする追加修正作業が多いです。つまりは「実務を意識した課題になっているな」という感想。
20の「総まとめ」というのは、GEEK JOB側で既に用意した仕様に従ってECサイト(オンラインショッピングサイト)を作る課題です。
オリジナルのECサイト開発
固定仕様のショッピングサイトを作成した後は、オリジナルサイト開発に取り掛かります。
仕様を考えたりテスト項目を作成・実施したりとイチから最後まで自分で考えて進めていきます。
ただ単に机上のお勉強だけで終わるのではなく、世間に向けて自分一人で作ったものを公開するところまで経験できてしまうのはスゴイこと。
もちろん、講師がいつでも質問に答えてくれます!
GEEK JOBキャンプのカリキュラムに含まれない事
チーム開発などのグループワークはなし。全て個人で完結
GEEK JOBでは、最初から最後まで個人で学習が完結します。
実務では「チームで役割を分担して開発」がベースになるのでチーム開発を取り入れるスクールは多いです。
しかし、最初から最後まで全部自分で責任を持ってやることにより技術力の向上幅は個人開発の方が圧倒的に大きいというメリットがあります。
結局実務でやることは実務(お金が関わる本番の仕事)でしか学べないので、勉強段階では個人開発で賛成です。
GEEK JOBのプログラミング研修の特徴
個別と集団の良いとこ取り
GEEK JOBは個別学習とはいえ、通学すれば教室では「エンジニア就職/転職を目指す」という同じ目標を持った受講生が黙々と学習を進めています。
これは実際に通ってみれば感じることですが、他受講生と同じ学習スペースを共有して勉強するだけでも、相当な学習モチベーションが保たれます。
「自分もしっかりやらないと…!」という気になれるので。
- なるべく人と関わらずに一人で黙々と勉強したい性格(ぼっち体質)
- でも、物理的に一人ぼっちになるとついサボってしまう
そんな性格の僕にとってはとても快適な環境でしたね。
そういう意味で、個人すぎて孤独感もなければ、集団のうっとうしさもない、というかなりバランスが良い学習環境だと感じました。
就職するためにカリキュラムを全てこなす必要はない
これは実際に受講する前にメンターさんから説明してもらって一番驚いた点かもしれません。
GEEK JOBでは、一番最初に「目標設定」をメンターと一緒に行うのですが、就職を最優先に目指すのであればカリキュラム最後の「オリジナルECサイト開発」まで終える必要はありません。
たとえば、
- プログラミング学習範囲で説明した 18(基礎学習パート)まで終えることを目標
- もしくは、19(既存コードの修正)まで終えることを目標
- 20以降(ECサイト制作)は取り組まない
このように、早く就職することを優先するのであれば、それが可能なスケジュールと取り組むべき課題を計画してくれます。
個人の目指すものを尊重してくれるのが大きな特徴ですね。
「研修で身につくものはたかが知れている=実務経験を早く積んで欲しいと考える企業が多い」とのことでした。
勘違いしないでほしいのは、「とにかく早く就職しろ」と圧力をかけられるわけではないという点。
実際、僕自身は丸々3ヶ月を使いました。
Q&A

ぶっちゃけ、難しい?
各単元自体は難しくありません。初心者でも難しく感じさせないような工夫が見られます。
- 難しいことはあえて詳しく説明しない
⇒たとえばオブジェクト指向の単元は6スライドしかない - 解説を読む→選択肢形式の問題を解く→実際にコーディングをして課題を解くという流れで飽きない + 確実に進んでいるという実感を得られる
などなど。
説明が簡潔すぎて逆に分からなくなるパターンもありますが、放置してとりあえず進んで全体像の把握を優先する、検索で調べる + 講師に質問するなどすれば問題ないレベルです。
せっかく講師サポートがあるので、質問をうまく活用しましょう。
講師に質問はいつできる?
教室での対面質問だけでなく、オンラインチャットでの質問もできます。
対応してくれる時間は以下。
平日 10:00 〜 21:00
土日 10:00 〜 21:00
平日のみならず、土日まで質問に対応してくれるのは本当に助かりましたね。
対面質問、チャット質問、どちらもとてもわかりやすく教えてくれます。
無料にも関わらず毎日21時まで質問に答えてくれる時点でクオリティには正直期待していなかったんですが、良い意味で裏切られました。
まとめ
GEEK JOBのプログラミング研修の特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
- Java, PHPに加えRubyも選択出来る
- こなすカリキュラムはあなたの都合次第でカスタマイズ可能
- 個別学習だけど、教室へ通学するから学習が習慣化される
- ほぼ1日中いつでも質問できる=”挫折”知らずのサポート
個人に焦点を当てた、挫折する可能性を極力排除した柔軟性の高いカリキュラムがGEEK JOBの特徴、と言えます。
プログラミング未経験で、お金をかけずにITエンジニアとしてのスキルを身に付けて転職したい。
そう考える人は、まずGEEK JOBを第一選択肢に入れてみるべきです。
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