ふと「女性 エンジニア 割合」という検索キーワードを見つけたので、記事にしてみます。
なお、何の統計にも基づかない150名に満たない中小企業のインフラエンジニアとして6年間勤務してきた肌感覚で書いている点はご了承くださいm(_ _)m
ちなみに、経済産業省「2014年版情報サービス産業 基本統計調査」によると15%とのこと。7人に1人の割合ということになります。感覚的にそんなにいないんですが・・・
- バイリンガル採用に力を入れる企業は女性が多い
- 常駐(SES)メインの企業は女性が(極端に)少ない
- 中堅大手企業は女性が多い
- 少ない=エンジニアになるのが難しいという意味ではない
Contents
バイリンガル採用を積極的にしているところは女性エンジニアが多い気がする
僕が社会人デビューを飾った企業は、英語もできるエンジニア部隊を擁することを売りにしていました。
その部隊の中には女性が多かった印象。7人に1人どころか、半分は女性だったんじゃないかってくらい。
転職後に入った会社は国内案件しかやらない企業だったのですが、「えっ、男(おっさん)ばっかりやん。前の会社が特殊だったんだな・・・」というショックを受けた記憶が鮮明に残っています笑
ちなみに、英語ができる方は割と本気でエンジニアを目指してみることをおススメ。英語が出来るエンジニアは超少ないので差別化が簡単にできる業界です。
客先常駐(SES)メインの企業は女性エンジニアが少ない気がする
SESメインの企業は規模が小さい場合が多いので、
- そもそも女性応募者が現れない(知名度がなさすぎ)
という事情が多そうです。僕のいた会社では、女性を超がつくほど積極採用していましたが全くといっていいほど女性の応募者が現れないので採用担当が嘆いていました。
やはり、知名度って大きいですね。
どれくらいいないかっていうと、感覚的に10人いても1人もいない・・・ってくらいでしたね。逆に言うと、SESやってる中小に入れば高確率で紅一点になれますw
中堅大手には女性エンジニアが割と多い気がする
某中堅企業から某巨大企業まで常駐要員として働いていた経験がありますが、上流の仕事になればなるほど(ITスキルを要する仕事から離れるほど)女性の割合が増えるのかな、と感じました。
お客様からシステム作成の依頼を直接もらう「元請け」とよばれる企業の仕事内容は、実質的にはほとんどが「プロジェクトの管理」(いわゆるプロジェクトマネジャー)になります。
そして、そういった元請け企業(その多くが有名な大企業)の新入社員が3ヵ月の新人研修の後にはいきなり案件のマネージ業務から携わり始めている人を何人も見てきました。
- 技術的な事に特別強い興味がなくても企業知名度から女性応募者も一定数集まる
- 一定数採用される
- 常駐要員の中小企業メンバーから見ると数が多いように見える
というカラクリかと想像しています。
話はそれますが、新入社員に毛が生えた程度の新人君が他社の常駐エンジニアに指示をする形態になっているのはなんだか見ていていたたまれない気持ちになりましたね(^^;
決して、「なれない」という意味ではない
絶対的な数が少ないとはいえ「やっぱり女性エンジニアって少ないからなるのは難しいよね」と考えてしまうのは早計すぎるので注意してください。
絶対的な志望者が少なすぎるだけです。やはり、未だ男社会のような雰囲気が漂う業界ですので・・・。
エンジニアとして就職すること自体は、需要の足りなさからするとむしろ簡単、というか狙い目だとすら思います。
今の時代、当サイトで紹介しているGEEK JOB(ギークジョブ)のような無料プログラミングスクールに通うという方法がありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。僕自身も通ったことがあり、おススメしています。